787とともに…

航空好きの私が趣味で撮影した写真や航空業界のニュースについて様々考察していきたいと思っています!航空好きの皆さんと楽しめるようなブログを作っていきたいです!

コロナ禍での各航空会社の動き

新型コロナウイルスの拡大により大きく状況が変化してしまった世界各国の航空業界。

日本の大手2社も凄まじい額の赤字を第四四半期で計上しており、余談の許さない状況が続いています。日本の大手2社は売り上げの半分近くを国内線で占めていますので、国内のコロナウイルスの拡大が収まりつつある現状を見ると少しずつではあるとは思いますが国内線の需要は回復してくることでしょう。また、近年赤字にはなっておらず底堅い経営をしていたため、コロナ危機を乗り越えられるのではないかと考えています。

ただ現状を見る限り近年経営が苦しくなっていた航空会社は真っ先に経営破綻へと進んでしまっています。

2020.03.05

イギリスの地域航空会社フライビー破産申請

新型コロナウイルスの拡大による航空需要低下に伴って、航空業界としては初めて破産したフライビー。3月5日より全便の運行が停止された。フライビーはエクセター国際空港(イギリス南西部)に本社を置く会社。同国最大の航空会社であるブリティッシュエアウェイズ傘下で近距離便を運行していたBAコネクトの路線のうちロンドンシティ空港の路線以外を2006年11月に譲渡、翌年には合併・吸収された。機材はボンバルディアDHC-8-400とエンブラエルE175を保有していた。

2020.04.20

オーストラリア第2位の航空会社であるヴァージンオーストラリアが経営破綻

以前から50億ドル(約3400億円)の負債を抱えており、昨年6月の決算でも3億4910万豪ドル(約249億円)の赤字で、7期連続の赤字決算となっていた。同じオーストラリアの航空会社であるカンタス航空は昨年売り上げ高が過去最高だったのとは対照的だ。利益は8億9100万豪ドル(約632億円)であった。アライアンスには所属しておらず、国際線ネットワークも後発ゆえに弱く oneworldに所属しておりコードシェアも多くしているカンタス航空には遠く及んでいなかったが、国内線では旅客キロでは30.4%を占めており(カンタスは37.1%)、国内では多くの就航地をもっており、利便性や定時到着率も高かったのが特徴だった。日本には当初2020.03.29よりブリスベン=羽田線を就航させる予定であっただけに今後どうなっていくのか注目していきたい。

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今後記事は更新予定です。

【ニュース】ANA B787追加発注

本日2月25日ANAB787の追加発注を発表した。20機のB787を発注した。内訳はB787-9を9機(確定4機、オプション5機)、B787-10を11機(確定11機)。

ボーイング787型機2機種、計20機の発注を決定|プレスリリース|ANAグループ企業情報

B787-9は国際線の成長原資として2024年度から2025年度にかけて、B787-10は国内線用機材として運用しているB777の後継機として導入する。昨年より導入されている3機のB787-10は当初は国内線のB777-300を置き換える予定であったが国際線に導入した。今回導入する予定の11機のB787-10は2022年度から2024年度にかけて納入される。今回導入されるものを持って国内線にいるB777-300は完全退役となり、2000年代に納入された初期機のB777-200やB777-200ERも退役させていく見通し。B777に関してはANAB787-10で国内線機材の刷新を図る中、JALA350を納入していくものであるが、どちらの会社も古いB767に変わる機材を発注していないのは気になるところです。

今回納入される予定のB787-9、B787-10は今までANAが発注してきたB787と異なる点があり、エンジンがロールスロイス製のTrent1000からジェネラルエレクトリック製のGEnxを装備するものに変更となっている。ロールスロイスのTrent1000はタービンブレード問題が発生しており遂に嫌気がさしたかのようにも思えるGE製エンジンの選択。B787はエンジンの付け替えも対応しているので今後、すべてのB787をGE製に変えるという選択肢もあるのかもしれない。同じ機種なのに2種のエンジンはコスト面と整備面から見ても非効率であると思うので。今後に注目していきたいですね。

この発注によってANAB787の発注機数で100機を超えることとなる。さすがB787が大好きでローンチカスタマーとして名を馳せたANA!今後もB787の発注はどこまで伸びるのか?気になります!

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羽田空港の2020年新規路線

さあ、今年は羽田空港の新規発着枠配分で大きく変わる2020年!

羽田空港は2020年3月29日より50枠の国際線新規発着枠の配分が行われます。

(1)oneworld

日本航空

アメリカ6路線、中国2路線、オーストラリア、ロシア、インド、フィンランドをそれぞれ1路線ずつを開設。JALB787-9がたくさん羽田発着で用いられるけど夜発ばかり…、撮影は厳しいかな?着陸は撮れそうですがね。路線的にはANAが新規路線もあるのに対してJALは慎重派で成田でも運行している都市に就航する形であるのも特徴の一つ。

アメリカ線

ホノルル×2(成田から移管)

JL74 HND21:00→HNL9:20

JL72 HND21:55→HNL10:15

JL73 HNL12:05→HND15:50(+1)

JL71 HNL15:45→HND19:30(+1)

機材:B787-9

ニューヨーク(JFK)(成田から移管)

JL4 HND18:30→JFK18:25

JL3 JFK1:30→HND4:45(+1)

機材:B777-300ER

シカゴ(成田から移管)

JL10 HND11:45→ORD9:30

JL9 ORD12:25→HND15:35(+1)

機材:B777-300ER

※成田からの便は2021年2月14日まで運休

ダラス(成田から移管)

JL12 HND10:55→DFW8:25

JL11 DFW10:55→HND14:20(+1)

機材:B777-300ER

ロサンゼルス

JL16 HND17:00→LAX10:50

JL15 LAX13:45→HND17:20(+1)

ホノルル線が復活します!ANAが昨年成田から空飛ぶサンパチくんことA380を就航させ好評なことからJALは羽田路線で攻める方針。ニューヨークは増便、シカゴはANAが運行中で、ユナイテッドが新規開設し3社での競争が激化し、ダラスは同じoneworldのメンバーであるアメリカン航空の本拠地で乗り継ぎの利用を見込め、アメリカン航空を利用した南米への乗り継ぎ、アメリカ国内線への乗り継ぎもでき、発着数の7割がアメリカン航空が占めるという驚きの空港!ロサンゼルスはANAデルタ航空アメリカン航空が運行中でこちらもアメリカン航空拠点空港で南米への乗り継ぎもしやすく他社よりも中南米路線が強いアメリカン航空と同じアライアンスであるJALは競争でも有利かと。今まではアメリカ線が2路線(ニューヨーク、サンフランシスコ)しかなかったJALの羽田発着路線大きく増便され利便性が大きく向上すること間違いなしですね。午前到着が多く、到着当日から現地を楽しむことができるダイヤで魅力的です。

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②アジア

中国・大連

JL23 HND9:25→DLC11:40

JL24 DLC13:05→HND17:00

機材:B787-8

中国・上海(浦東)

JL89 HND17:15→PVG19:35

JL80 PVG9:00→HND13:05

機材:B787-8

インド・デリー(成田から移管)

JL39 HND10:55→DEL17:00

JL30 DEL19:30→HND6:55(+1)

機材:B787-9

全てB787での運行で大連は成田とほぼ同じダイヤ、上海は虹橋と合わせて3往復化。浦東は午前発の便と午後発の便が選択できるようになりそれぞれに合わせて利用できるように。インドデリーへは延長型の-9ほぼ成田発着と同じダイヤのままだが、デリー発は1時間ほど早くなる。昼間にJALB787-9を撮れるので南風運用時に離陸を狙いたいやつ。

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③豪州

シドニー(成田から移管)

JL51 HND19:20→SYD7:10(+1)

JL52 SYD9:15→HND17:05

機材:B787-9

オーストラリアへは同じoneworldメンバーであるカンタス航空がジャンボで運行しているシドニーに就航。未だにコードシェアをしないQF25/26とのコードシェアはあるのか?そこが気になりますね。機材はB787-9であるが9月以降はB777-300ERを投入すると!B777-300ERの投入によってファーストクラスが設定される。ANAや QANTASにはファーストがないので差別化するつもりなのでしょう。近年行き来が盛んなオーストラリア大型化で需要取り込みを図る。

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④欧州

フィンランドヘルシンキ(成田から移管)

JL47 HND10:50→HEL15:00

JL48 HEL17:25→HND8:55

機材:B787-9

ロシア・モスクワ(シェレメチェボ)(成田から移管)

JL49 HND10:45→SVO14:55

JL40 SVO 16:35→HND7:55(+1)

機材:B787-8

フィンランドヘルシンキ、ロシアのモスクワともに成田ダイヤをほぼそのまま羽田に移管。ヘルシンキ、モスクワともに午前発なので撮影はしやすそうです。モスクワはアエロフロートロシアが就航しているシェレメチェボに就航する。アエロフロートロシアとJALは夏ダイヤ中にコードシェアを始めることが決定しており成田ではモスクワ・ドモジェドボに発着していたのを羽田移管で切り替える。ドモジェドボにはANAが就航予定。

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アメリカン航空

アメリカン航空は現在はロサンゼルス線をB787-8で運行しているがここにダラス線を新規開設、ロサンゼルス線を増便という形を取る。

成田路線は維持する。

ダラス

AA176 HND18:15→DFW16:20

AA175 DFW12:20→HND15:55(+1)

機材:B787-9

ロサンゼルス

AA170 HND11:55→LAX6:10

AA169 LAX0:55→HND4:55(+1)

機材:B777-300ER

ダラス線はJAL便は午前発なのに対して、AA便は夕方の出発とコードシェアを通じて選択ができる。またダラス到着も16:20と夕方なので当日アメリカ国内線への乗り継ぎが可能、地方の小さい都市まで網羅しており羽田で荷物を預けてしまえば到着地で受け取るだけで行けるのはものすごく便利。ロサンゼルスは現在運行しているのが羽田夕方発なのでこちらは午前発、ロサンゼルス発の時間がとても良いと感じた。深夜発で羽田早朝着ととても使いやすいと思います。

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カンタス航空

カンタス航空メルボルン線を成田から移管し新設。

QF80 HND21:30→MEL9:00(+1)

QF79 MEL10:30→HND20:00

機材A330-300

カンタスメルボルン線を新設となりました。メルボルンはオーストラリアビクトリア州の州都で世界で最も暮らしやすい街にも選ばれたこともある都市で、留学生も多いのが特徴。歴史的な建物や文化があり、シドニーとはまた違った一面を見ることができ観光需要も多い路線で人気路線となること間違いなしでしょう。シドニー線に投入しているB747-400ERの引退のため、増便申請をしていたがそれは予想外にのVirgin Australiaが発着枠を申請したために通らず。A380の投入を要請しているが、これは未だ結論出ず。カンタス航空から正式に延命の発表が今のところアナウンスされておらず、2020年内引退とされていたが、B747-400ERは延命すると私は考えてます。カンタスもシェアを奪われたくないでしょうからね…。

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フィンエアー

フィンエアーヘルシンキ線を成田から移管し新設。

AY62 HND1:35→HEL5:30

AY61 HEL0:50→HND16:15

機材:A350-900

フィンエアーは成田(2往復)、新千歳、関空、中部からヘルシンキ線を運行中。成田発の午後発の便を深夜発に変更した上で移管する。成田では出来なかった深夜発のヘルシンキ行き深夜発は近年人気が上昇中でヘルシンキからヨーロッパ各地へ乗り継ぎがしやすいのもこの便の魅力の一つとなることでしょう。

ブリティッシュエアウェイズ

ブリティッシュエアウェイズは配分されたが使われていないイギリス側の発着枠を用いて成田=ロンドン線を羽田へ移管する。

BA6 HND13:15→LHR17:25

BA5 LHR13:55→HND10:55(+1)

機材:B787-9

オリンピック期間はB777-300ERを投入を予定しているのでこちらは羽田移管はBritish Airways の予約サイトを調べたところA350-1000が投入される予定となっていた。(2020年2月調べ)最近導入されたB787-10も日本路線に投入されるのかこれも注目です。発注機数は12機で2月からロンドン=アトランタ線に投入する。

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S7航空

S7航空ウラジオストク線を開設

S76290 HND13:35→VVO16:45

S76289 VVO10:35→HND11:55

機材:A320-200neo

JALANAも2月から運行を始める日本から最も近いヨーロッパとして注目をされているウラジオストクに羽田からS7航空が運行を開始します。いきなり日本便が増えるウラジオストクにどれくらいの需要があるのか私は未だに未知数であると思うのだが…

(2)STAR ALLIANCE

ANA

ANAアメリカ6路線、中国2路線、オーストラリア、ロシア、インド、トルコ、スカンディナビア、イタリアに1路線ずつ開設いたします。3それとベトナム線の改編が入ります。ANAは新規路線も多くありとても楽しみですね!

アメリカ線

サンフランシスコ

NH108 HND22:55→SFO16:25

NH107 SFO1:45→HND5:00(+1)

機材:B777-300ER

※当初週3便(羽田発火金日/サンフランシスコ発月水土)5月25日からはデイリー運行。

サンノゼ(成田から移管)

NH120 HND17:05→SJC10:30

NH119 SJC12:20→HND15:20(+1)

機材:B787-8

シアトル(成田から移管)

NH114 HND21:00→SEA14:10

NH113 SEA16:40→HND19:00(+1)

機材:B787-8

ヒューストン(成田から移管)

NH114 HND10:20→IAH8:40

NH113 IAH13:10→17:00(+1)

機材:B777-300ER

ワシントンD.C.(成田から移管)

NH102 HND10:55→IAD10:35

NH101 IAD13:10→HND16:15(+1)

機材:B777-300ER

ロサンゼルス(成田から移管)

NH126 HND21:05→LAX15:05

NH125 LAX17:05→HND21:15(+1)

機材:B777-300ER

アメリカ路線に関しては成田単独で運行しているものを全て羽田に移管しニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴ、ホノルルのみ羽田、成田両空港発着となり、成田のみの路線は無くなります。サンフランシスコ線は成田線を維持しつつ羽田線を運行して増便。機材不足、乗務員不足のためかまずは週3便での運行開始。サンノゼは時刻変更せずにほぼそのまま羽田に移管。シアトルは3時間ほどどちらも出発を遅らせて乗り継ぎしやすい時間帯に変更。ヒューストンは時間をほとんど変更せずに羽田へ移管。ワシントンD.C.もほぼ同じ時間での運行。ロサンゼルス線は夕方4時発のNH176便を夜発に変更し、ロサンゼルスの出発が午前発から夕方発に変更された。日米路線は最も多い便を運行し単独路線としてサンノゼ、ヒューストンの2路線を抱えることなるANAに期待です。

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②アジア路線

中国・青島

NH949 HND9:55→TAO12:30

NH950 TAO13:30→HND17:35

機材:B787-8

中国・深圳

NH965 HND9:55→SZX12:30

NH966 SZX13:30→HND17:35

機材:B787-8

ベトナムホーチミン

NH891 HND18:00→SGN22:35

NH892 SGN0:25→HND8:25

機材:B787-9

ハノイ線を成田へ、ホーチミン線を羽田へ交換。

インド・デリー

NH837 HND10:10→DEL16:25

NH838 DEL18:30→HND5:55(+1)

機材:B787-9

中国線は青島、深圳に就航するが、成田発着の青島線は機材を小型化して継続。深圳は日本の航空会社では初就航となる。深圳線の就航の陰で香港線はデモが長引いているためと見られるが深夜発の羽田発便NH821/NH822便を運休する。これはとても使いやすかっただけに残念。ベトナム線はコードシェアを行うベトナム航空が羽田=ハノイ線を運行しているために利便性向上のためANAが成田発で2便運行していたホーチミン線を1つ羽田に移管した。成田発のNH831/NH832は運休となる。今まで疑問だったこのダイヤがようやく改善された。インドデリー線は出発時間を東京発を夕方から午前に、デリー発を深夜から夕方に変更して運行し機材はB787-8からB787-9に大型化。JALは午前発であるため差別化した形だが、デリー発が同じ時間なのは昼間発着枠が0.5枠、深夜枠が0.5枠のためである。

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③豪州

現在シドニー線を1日1便運行しているANAだが、1日2便態勢となり輸送力が2倍になる。

NH889 HND8:50→SYD20:15

NH890 SYD12:55→HND20:30

機材:B787-9

シドニー増便となった豪州分。成田=パース線は機材をB787-8からB787-9に大型化することからも分かる通り往来が活発となっていることが見受けられるオーストラリア。シドニー線は現在はカンタス航空とほぼ同じ時刻である羽田22:20発、シドニー21:30発となっている。今回の増便分では羽田午前発で、新設するJALとQANTSとは全く異なる時刻で利用選択肢が増えるのでとても嬉しいです。シドニーは正午ごろの出発となり、シドニーでの機材運用の効率化が図られている。

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④欧州

欧州は新規路線の目白押し!4都市に就航。内訳はイタリア・ミラノ、スウェーデンストックホルム、トルコ・イスタンブール、ロシア・モスクワ。

イタリア・ミラノ

NH207 HND0:55→MXP6:20

NH208 MXP12:10→HND7:00

機材:B787-9

※4月20日から運行開始、当初は週3便(月木土)、7月10日からデイリー運行。

スウェーデンストックホルム

NH221 HND9:40→ARN13:00

NH222 ARN14:20→HND7:10(+1)

機材:B787-8

※6月6日から運行開始、当初は週3便(月木土)、7月20日からデイリー運行。

ロシア・モスクワ(ドモジェドボ)

NH213 HND8:40→DME13:10

NH214 DME15:05→HND7:10(+1)

機材:B767-300ER

※7月1日からデイリー運行。

トルコ・イスタンブール

NH219 HND8:35→ISL14:15

NH220 ISL16:50→HND7:10(+1)

機材:B787-8

※7月6日からデイリー運行。

欧州路線は競合しないものや、初就航となる路線が多いため路線準備ができ次第就航する。機材は基本的にB787が担当するが、機材不足からなのかモスクワ線だけB767-300ER。長距離で活躍もしていたB767-300ERだが、近年は座席の仕様を考えるとANAB767-300ERはアジアなどの短距離向けになっているためあの座席で長距離と考えるとゾッとします。他社にB787-8を投入するJALB777-300ERを投入するアエロフロートがいるのだが大丈夫か?と少し心配ですね…。日本人からも絶大な支持を集める観光地のイタリア、ノーベル賞の受賞式も行われシンプルで実用的なデザインの家具や雑貨で魅力的な北欧のストックホルム、アジアとヨーロッパの文化が混ざり、アフリカやその他のヨーロッパ、中東各地への乗り継ぎに便利なイスタンブールとどれも魅力的です!

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ユナイテッド航空

ユナイテッド航空はシカゴ、ロサンゼルス、ニュヨーク(ニューアーク)、ワシントンD.C.に就航。

シカゴ(成田から移管)

UA882 HND17:45→ORD15:55

UA883 ORD12:45→HND15:55(+1)

機材:B777-200ER

ロサンゼルス

UA38 HND18:20→LAX12:25

UA39 LAX12:00→HND15:55(+1)

機材:B787-10

ニューヨーク(ニューアーク)

UA130 HND17:05→EWR17:10

UA131 EWR10:40→HND15:40(+1)

機材:B777-200ER

ワシントンD.C.(成田から移管)

UA804 HND16:00→IAD15:45

UA803 IAD12:30→HND15:30(+1)

機材:B777-200ER

現在はサンフランシスコ線を最新機材B787-10で運行している(2019年冬ダイヤのみ、2020年夏スケジュールより再度B787-9を投入)ユナイテッド航空は成田からの移管路線が2路線。成田を維持しつつ新規路線として就航するのが2路線の半々。シカゴは現在ANAB777-300ERで運行しておりビジネス利用の多い路線でユナイテッド航空ハブ空港の一つであり乗り継ぎ需要が見込める路線。ニューアークとロサンゼルスは増便となり、成田羽田でのダブルでの運行である。機材から見るとロサンゼルス線にB787-10を投入することになっており羽田空港B787-10を撮影できるのは楽しませてくれそうです。ワシントンD.C.ANAと同様に羽田へ移管することとなった。ビジネス利用が中心の路線を都心に近い羽田から運行し、グアムやホノルルなどのリゾート路線は変わらず成田発着となる。ヒューストンは羽田に移して欲しかったかなと。ヒューストン線は他会社も含めて羽田線がないので欲しかった。

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中国国際航空

中国国際航空は北京/首都線を増便する。現在は4便を運行している。

2020年1月現在ダイヤ未確定。決定次第追加します。

ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)

ターキッシュエアラインズはイスタンブールに就航する。

TK199 HND20:50→ISL5:20(+1)

TK198 ISL1:40→HND19:25

機材:B777-300ER

昨年海外航空会社発日本の経団連に加盟したターキッシュエアラインズ。昨年より日本路線を強化しており4月からは関空発着路線を復活させ、成田線は羽田新規就航で他会社が現状維持又は減便を決める中、4月より週3便で増便、5月からはさらに週1便追加して週11便の運行となる。機材は昨年より成田線に投入しているB777-300ERで輸送力はANAよりも多い。

SASスカンディナビア航空

スカンディナビア航空はコペンハーゲンに就航する。

SK984 HND11:50→CPH16:10

SK983 CPH14:05→HND7:50(+1)

成田線で運行していたコペンハーゲン線を羽田に移管し、機材はA340-300から新機材A350-900を投入させサービスを向上と大型化によって50席ほど提供座席を増やす。出発時刻到着時刻は東京着のSK984便は少し早くなったが、SK984はほぼ成田の時と時刻は同じ。スカンディナビア航空は通常の航空会社と異なるサービスを提供している航空会社です。運賃はLCC並みに安いですが飲み物は1食目の時以外はコーヒー、紅茶以外は有料となるので利用する際はそこも安さに含まれていることに気をつけてください。ユニークですよね!ただやはりこのことを知らずに予約してがっかりする人も多いようなのでここでも告知しておきました。

(3)SKY TEAM

デルタ航空

デルタ航空は成田空港から撤退し羽田空港のみの路線となる。米系航空会社では最大の発着枠を獲得できたデルタはアトランタデトロイト、シアトル、ポートランド、ホノルルを開設し、現在運行しているロサンゼルス、ミネアポリスと合わせて7都市に路線を持つようになる。以遠権フライトは一部を韓国の仁川に移設するがその他は運行を終了する。

アトランタ

DL296 HND16:45→ATL16:15

DL265 ATL11:45→HND14:30(+1)

機材:B777-200

デトロイト

DL276 HND15:25→DTW14:20

DL275 DTW12:15→HND14:15(+1)

機材:A350-900

シアトル

DL166 HND16:30→SEA9:45

DL167 SEA11:55→HND14:20(+1)

機材:A350-900

ポートランド

DL68 HND18:45→PDX12:00

DL69 PDX14:00→HND16:45(+1)

機材:A330-200

ホノルル

DL180 HND22:00→HNL10:45

DL181 HNL16:00→HND20:00(+1)

機材:B767-300ER

アトランタデルタ航空拠点空港でThe Spilit of Atlantaと機首に入れたB777-200LR(N702DL)を運行しています。それぐらいアトランタには思い入れがあるのです!この便は成田発着時刻と変更はほとんどなし。デトロイト線は旧ノースウェスト航空のハブ空港であって今はノースウェストを継いだデルタ航空ハブ空港である。こちらも乗り継ぎ需要の見込める路線。シアトル線は成田に昨年10月末よりA330-900neoと投入していたが羽田に移管するにあたりA350-900に大型化。撮影的にはまだ機数の少ないA330-900neoが良かった!ANAも開設するがANAよりは出発時刻が早め。ポートランドは両空港の出発時刻を成田の時よりも2時間ほど遅くする。機材は羽田には久しぶりに飛来するA330-200でA330-900neoになることを期待。ホノルル線は利便性が向上する。羽田空港に移管すると19時台から22時に遅くなり、ホノルル発の時刻が午前から午後になりとても利用しやすい時刻に変更となった。エアバス機の多いデルタ航空。日本軽視という声もあるが私はそのようなことはないと思う。デルタ航空は日本の航空会社の加盟していないスカイチームに所属しており日本人の利用は少ないという事情もあり格安な航空券も多いのが特徴。ノースウェストから続いてきた成田ハブはもう時代遅れであったのはいうまでもない。航空業界全体でアライアンスを利用したコードシェア、さらに同じコードシェアを強化したJVへと変革しており大韓航空デルタ航空は昨年より太平洋路線で行い始めている。そんな中、東京線は日本が最終目的地の人が利用する路線へと変わり最終目的地なら都心に近い羽田の方が良いという結論に至ったものである。確かに路線数、輸送力ではノースウェスト時代よりも減少したが、新機材を投入してサービス向上を図ったり、フルフラットになるビジネスクラス座席デルタ・ワン スイートを積極的に日本路線を投入している点を見ても日本路線を軽視しているという印象は私は全くなくむしろ日本路線は重要視しているものだと考える。

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中国東方航空

中国東方航空は北京の新空港である大興に就航する。

MU790 HND17:40→PKX20:30

MU789 PKX11:30→HND16:10

機材:A350-900

中国東方航空羽田線は上海線のみ(3便/日)だったのが北京線も加わり、しかも機材は羽田初投入となるA350-900。出発時刻も悪くないので撮影しに行きたいですね!

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上海航空

上海航空は現在羽田から上海(浦東)を3便/週、上海(虹橋)を1便/日運行しており、この増便で17便/週へと増便される。

FM896 HND20:00→PVG22:40

FM895 PVG14:30→HND18:30

機材:B787-9

浦東線は羽田発2:30の深夜便を週に3便運行していた(春秋航空が週4便を運行)が、この増便で毎日運行の20:00出発の便が運行されることとなる。機材は新鋭機のB787-9を投入する予定。

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アエロフロートロシア

アエロフロートロシアはモスクワ(シェレメチェボ)に就航する。

SU261 HND12:15→SVO16:05

SU260 SVO19:15→HND10:30(+1)

機材:B777-300ER

こちらはJALANAよりも遅い12時頃の出発。モスクワ出発も遅くモスクワで早めの夕食を食べてから飛行機へという計画も立てれそうな出発時間。シェレメチェボは都心に近くアクセスも良い。機材も近年導入されたばかりのB777-300ERで3クラス(ビジネスクラス・コンフォートクラス/プレミアムエコノミー・エコノミークラス)で運行される。

アリタリア-イタリア航空

アリタリア-イタリア航空はローマに就航する。

AZ793 HND13:35→FCO19:30

AZ792 FCO16:10→HND11:30(+1)

機材:B777-200ER

羽田=ローマ線が運行開始となるアリタリアだが成田線も週3便を維持することが決定した。機材はミラノ線と同じA330-200となるもののイタリアとの路線が増加しておりこちらも期待の新路線。成田で運行していた時刻とほぼ同じ時間での運行だが、ローマ発は1時間ほど遅くなっている。成田に残る週3便は時刻が変更されて9:55に成田発となり、ローマ発は11:00に変更となる。アリタリアの再建案は昨年9月にイタリア国鉄アトランティア(イタリアで高速道路や空港を管理する上場企業)、イタリア財務省デルタ航空をパートナーとして選定。再建が進み安定した運行を望みます。特に期待している路線ですから。ちなみにアリタリアは1機だけB777-300ERを持っていて、数回成田に飛来していますのでこちらの機材も羽田へ飛来してくれることを期待!

(4)アライアンス外の航空会社

ハワイアン航空

ハワイアン航空はホノルル線を増発する。

HA864 HND20:15→HNL8:10

HA863 HNL12:35→HND17:15(+1)

機材:A330-200

現在羽田からホノルルへ週10便、コナヘ週3便運行する羽田発では最大の運行本数を誇るハワイアン航空。この増便でホノルルは週17便となります。ハワイアン航空は2003年に連邦倒産法11章(通称チャプター11)を申請して倒産後しばらく国際線を運行しておらず、2010年の11月に羽田=ホノルル線を就航して日本に再び戻ってきた翼。現在は東京以外でも路線を運行しているハワイといえばこの会社というぐらいに浸透してきている。増便されるのは今まで運行していた便よりも羽田出発時刻が最も早く8時台で羽田到着時刻も最も早い5時台。今まで日が落ちたからしか来なかったハワイアン航空念願の夕刻到着!撮影できます!今年の1月31日にJV事業をJALと始めるために独占禁止法適用除外を再申請した。これが認められれば運賃や運行スケジュールを調整できるためオワフ島以外へのハワイ諸島へアクセスがJAL便を利用してでもしやすくなるのではないか。

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ヴァージンオーストラリア

ヴァージンオーストラリアはブリスベン線を開設する。

VA76 HND21:45→BNE7:45(+1)

VA77 BNE11:40→HND20:00

機材:A330-200

ヴァージンオーストラリアは日本初就航となる。コードシェアとしてシンガポール航空が運行する便に便名をつけていた。ANAとのコードシェアを開始する。初就航が羽田となったヴァージンオーストラリア、多分ほとんどの人が知らないだろうけどどこまで知名度を高められるか注目です!

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中国南方航空

中国南方航空は北京/大興線を開設する。

CZ648 HND15:55→PKX18:55

CZ647 PKX9:30→HND14:25

機材:A330-300

中国南方航空は現在羽田=広州線を1日/2便運行している。新たに北京線を開設する。広州線では現在B777-300ERとB787-9を投入しているが以前投入していたA330-200が羽田に帰ってくる。久しぶりにやって来てくれます!

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インド路線のインド側が決定していないのはエアインディアの経営不振が原因かと考えられる。あくまでも予想だが、エアインディアに振り分けられるものでデリー線であると考えている。

羽田発着の国際路線が大幅に増加しますます変わっていく羽田空港。新しい航空会社を向かい入れ、新しい機材もやって来て、さらに撮影の楽しさも増す羽田空港!3月29日がとても楽しみな筆者なのでした。

【ニュース】Space Jet6度目の納入延期

本日、Space Jetの6度目の納入延期が正式に発表されました。

三菱スペースジェット、6度目の納入延期 21年度以降に

これによってローンチカスタマーであるANAはまだまだ綱渡り状態の機材繰りを強いられることとなります。元々Space Jet(旧MRJ)は2013年に量産初号機がANAに納入される予定であったものの今回の6度目の納入延期により2021年度の納入となる見込みとなった上で当初より約8年の遅れとなる。ANAの発注機数はオプション10機を含め25機、本来ならばB737-500を置き換える予定であった。だがその置き換えるはずであったB737-500は8年の納入遅延に耐えられるはずもなく機齢20年を超えてしまい整備費用面から考えて引退を余儀なくされたため、ANAは様々な策に打って出る羽目になる。

B737-800の追加リース

B737-800はまず2008年に9機の追加導入、さらに、4機(あの通常塗装の機体なのにウイングレットANAロゴの入っている4機)を2018年度にリース導入した。こちらはB737MAXで置き換える予定だが、こちらもこちらでね…。ちなみに最も古いJA51ANは2008年導入。現在40機いる。MAXはオプション含め30機なので、先にB737-700を置き換えると思うが…。

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②DHC-8-Q400の追加導入

ターボプロップ機であるDHC-8-Q400も2016年に3機追加導入され2017年に登録された。こちらも初期導入機に関しては2003年でもうそろそろ機齢20年が近いのも事実である。また、経年劣化の進むORCのDHC-8-200の置き換え候補(とりあえず同型機を中古導入することで3年の猶予が与えられたが…)としてもANAウイングスのDHC-8-Q400が候補に上がっていることがあるため、ボンちゃんの機数がまた圧迫される可能性がある。

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B737-700

AIRDOから戻ってきたB737-700の初号機JA01ANをANAに復帰させ、唯一プレミアムクラスの無いモノクラスのまま運行させ、とりあえずの繋ぎ機材感が否めない。A320neoの導入によって国際線の運用が減り、活躍していた中部発着便も撤退が決まったのでこちらもMAXの納入開始で早々に姿を消すことになると見られるが8機しかいないのにも関わらず、座席数も異なり、効率の良くない運用が続いているし、機内Wi-Fiインターネットサービスが利用できないなど制約も多い機材で対応させない点から見てもこちらも繋ぎ機材感は否めない。

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④元バニラエアのA320-200ceo

昨年末にpeachと統合されその歴史に幕を閉じることとなったバニラエア。機材はほとんどpeachへ移籍となるが、初期導入されたJA01VA、JA02VA、JA03VAの3機はモノクラス180席のバニラ仕様のまま導入された、ちなみに既存の8000番台のA320ceoは166席であるがこちらはまもなく退役する上、改修するとなると2年も要することから繋ぎ機材としての運用としていたので早期にANAのフリートとして入ってもらうことが必要であったので仕方なくそのまま投入する形となった。とりあえず、投入路線は競合路線でない、1月は羽田=八丈島、徳島、岩国、2月は羽田=八丈島、岩国、佐賀、3月は羽田=庄内、八丈島、富山、能登、萩・石見に投入される予定。各地を転々とすることが予想される。B737-500の代わりとして導入される予定で散々LCC仕様で狭いだの言われているがあくまでもB737-500の代わりでありシートピッチは同じ29インチであるのでサービスの劣化にはなっていないんですよ…。なんか相当叩かれてましたが…。Wi-Fiも使えない仕様である。これもB737-500と同じ。このバニラエアの機材色々とたらい回しにされていて可愛そうな運命を辿ってるんですよね。JA01VAたちはエアアジアジャパンの機材として発注されたが、そのエアアジアジャパンは喧嘩別れでブランド名が変更されてバニラエアになり、そしてpeachと統合されたら他の仲間はpeachに引き取られる中、この子たちはANAへと、渡り歩いているなんとも日本の航空業界に振り回された運命…。ちょっとかわいそうになってきますよね…。中は一切いじられていないのでエアアジアジャパン時代のものなんですよね。

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JALは32機を確定発注しており、現在J-AIRで運行しているE170、E190を置き換える予定。こちらは最も古い機材でも2008年導入なのでANAよりかは余裕のある模様。CRJから2段階での置き換えで慎重なJALは納入が遅れても余裕な状態。

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もちろん前回の納入延期によってANA側と補償交渉を行なっているが今回の納入延期でJAL側が補償を求めることにならないとは言い切れず、これからも三菱航空機は厳しい状態に立たされている。素晴らしい航空機が出来上がることを心から願っています。がんばれSpace Jet!ちなみにIBEXやFDAも後継機として検討しているとのことなのでオリンピックには間に合わなくなってしまったもののここまで来たのならば良い飛行機を作り上げてくださいね!

【ニュース】ブリティッシュエアウェイズの成田=ロンドン線の羽田空港への移管

本日急にスカイバジェットによって報道されたブリティッシュエアウェイズの成田撤退。

ブリティッシュエアウェイズ、成田空港から撤退し2020年3月28日から羽田~ロンドン線をダブルデイリーに増便 | sky-budget スカイバジェット

ブリティッシュエアウェイズの成田線だが、一時期はB787-9からA350-1000への機材変更も計画され、オリンピック期間はB777-300ERの投入を計画していた。40年続けて運行してきた成田路線、B747-400が投入されていた時期もあり欧州の代表的エアラインが成田からまた1社姿を消す。

近年、成田から欧州の航空会社の運休、撤退が相次いでいる。2015年にはVirgin Atlantic (VS)が撤退、2017年にはLufthansa (LH)が撤退、今年2020年で、Aeroflot (SU)、British Airways (BA)、SASことScandinavian Airlines System(SK)も撤退することが決まっている。羽田空港の国際線枠配分も相まっていることも確かではあるが成田空港も危機感を強めているのは確かであり、実際、今年から2022年3月31日までの開設で長距離国際線の着陸料を3年間無料にする国際線長距離ボーナスが始まっている成田から7000km以上の路線で新規就航都市のみの対象であるが、現在のところエルアル航空(LY)のテルアビブ線のみに留まっている。なかなか厳しい状況に立たされているのだ。

今回のブリティッシュエアウェイズの増便は羽田の発着枠で現在使われていないイギリス側発着枠を用いることでの増便となる。機材は成田で用いていたB787-9が用いられる。(個人的にはオリンピック時ぐらいB747-400の飛来を期待したいのだが…)

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今後の成田空港の動向に注目したい。新規路線が増え、さらなる旅行やビジネスの幅を広げられることを願ってます。

【ニュース】ANA中部国際空港からの国際線から撤退

ANAは2020年夏スケジュールより現在運行している中部=香港線を運休することが明らかとなった。ANA公式からのアナウンスはないもののNHK東海が報じた。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20200130/3000008773.html

理由として考えられるのは、ANAはSpace Jet(旧MRJ)の納入遅延などによって機材不足が慢性化していること。また、現在東京路線に注力し空白地帯への路線を開設している。そのため、中部発の国際線を充実させることが出来ず、使い勝手が悪くなっていたことに加えて、香港で2019年より続くデモによる情勢の悪化が搭乗率低下に追い打ちをかけたものと見られる。香港線は羽田発着便でも1日2便から1日1便に減便することが決定している。上海便は近年競争が激化しており夏スケジュールのみの運行となっており先行きが不安視されていた。上海便はANAの他にJALが1便/日、中国国際航空が1便/日、中国東方航空が4便/日、中国南方航空が2便/日、吉祥航空が2便/日、春秋航空が1便/日運行している。香港線はキャセイパシフィックと香港エクスプレスが1便/日ずつ運行している。

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最終運行日は3月28日である。

【DREAM STORY】日本人の憧れHawaii

今回のDREAM STORYは日本とハワイの航空路線の歴史と今後を語っていきたいと思います。2019年はハワイ路線は転換期を迎えています。ANAからはA380の就航、JALは新サービスの開始とハワイアン航空との提携と大きな節目を迎えた。その日本人にとってハワイは昔からの憧れでリゾート地としては不動の人気を持っています。そんなハワイ路線を取り上げていきます!

Episode.1 繋がるハワイへ!

1945年、太平洋戦争が終結の日本はGHQの指示によって官民関係なく、全ての日本国籍の航空機の運航は禁止された。そのため、ハワイと日本を結ぶ航空路線は初めは日本の航空会社ではなくアメリカの航空会社となるのである。初めて結ばれたのは1947年のことで、パン・アメリカン航空、ノースウエスト・オリエント航空がホノルル経由の北米線を開設。その後1950年6月にGHQが日本の航空会社による航空輸送が許可されることになると、1951年1月には日本航空創立準備仮事務所が設置され、8月に日本航空株式会社が設立された。そして、3年後の1954年には初の国際線として、東京=ウェーキ=ホノルル=サンフランシスコがDC-6Bで週2便で開設された。価格は23万4000円。1957年には東京=ホノルル間がノンストップ化され、1959年には東京=ホノルル=ロサンゼルス線がDC-7Cで開設、翌年には東京=ホノルル=サンフランシスコ、東京=ホノルル=ロサンゼルスが相次いでDC-8に変更され、ジェット化された。この時期のハワイ路線は、リゾート路線という訳ではなく、まだまだジェット機といっても航続距離の短いB707DC-8など航空機。とてもアメリカ本土には届くはずもなく、太平洋を横断するための寄港地としての役割しかもっていなかった。しかし、ハワイはこのころリゾート開発は急ピッチで進んでいたが、ほとんどは北米からの観光客。日本人はまだ自由に海外旅行へは行けず、航空機はまだ民間人には届くはずもない高嶺の花。そのため、需要はビジネス、米軍、米軍関係が中心であった。

Episode.2 リゾート路線としてのハワイへ!

1964年、東京オリンピックが開催されたこの年日本人の海外渡航が自由化された。翌年の1965年にはJALの海外ツアー商品である「ジャルパック」が発売されるとリゾート路線として着目を集めることとなる。増えるハワイへの旅行客にJALは超大型機B747を東京=ホノルル線に1970年に導入。輸送力の拡大と1973年の円の変動相場制へ移行した事で、大衆にも手が届く価格へと変化していった事でハワイへの日本人観光客が大きく増加。この日本からハワイへの需要取り込みはJALだけには留まらず、パンナム、ノースウエストにも波及し、チャイナエアライン大韓航空も以遠権で日本経由の北米をハワイへ寄港する事で需要を取り込んでいった。ハワイへの観光客は1964年は約55万人だったのが、1972年にはには220万人を超え、1976年には約320万人に達した。以降、ハワイは日本人にとって最も人気の高いリゾート路線の地位を確立したのである。JALの機材、サービスの面から読み解くと、1981年モノクラス(オールエコノミー)のB747が就航し、1982年には、ホノルル線の独自サービスを開始した。このことからも、需要は多くあり、観光路線に特化したサービスを始めたことも伺うことができる。一方のJAL以外の日本の航空会社はというと、航空憲法とよばれた45/47体制が日本の航空産業を守るために1972年に作られ、日本の航空会社による国際線はJALのみと制限されていた。ANA日本エアシステムは国際線に参入することは許されることはなくこの体制は1984年まで続いてANAが成田発着のハワイ路線に定期便で参入したのは1988年まで待つこととなった。またANAなどの後発企業はなかなか厳しいものであった。1984年にANAはチャーター便で初めてハワイへ、1990年には今は亡きコンチネンタル航空が成田=ヒューストン線の経由便で新規就航した。日米航空協議の進展、日本の航空政策の変化に伴って、1991年にはJASが成田発着定期便を、同年にANAは名古屋発着の定期便を開設、アメリカウェスト航空も同年に名古屋発着で開設した。ANAアメリカウェスト航空は成田の発着枠不足のため名古屋発着と成田発着が実現していたJASは運行スケジュールで苦戦することとなり、まだまだJALなどの老舗航空会社が有利に立ち回っていた。

Epsode.3 ハワイスタイルの確立

1998年JALはハワイ路線のリゾート路線として明確化させることとなった「リゾッチャ計画」トロピカルな塗装の機体を運行したり、子どもから大人まで楽しめる独自のサービスを提供したり、上級クラス重視のハイグレードキャビンの機材の投入を積極的に行うなど、ハワイ路線は他の路線との違いを明確化させていった。状況が大きく転換したのは、2010年の羽田空港の再国際化であった。2010年にはハワイアン航空JALANAがこぞって羽田=ホノルル線に就航。特にハワイアン航空は搭乗した瞬間からハワイをコンセプトにハイグレードなキャビン、機内食にはハワイの郷土食ロコモコを提供するなど日本人の心を掴むことに成功、大阪、札幌、仙台(2015年に運休)、福岡(2014年に運休、2019年11月に再就航を計画)など東京からだけではなく、地方からハワイへの直行便に続々と就航していった。

Episode.4 現在のハワイ路線

現在(2019年5月1日時点)日本とハワイを結ぶ航空会社は8社、JALANAハワイアン航空デルタ航空ユナイテッド航空大韓航空エアアジアX、スクートだ。ここからは1社ずつ紹介していきたいと思う。

JAL

JALが運行しているハワイ路線は成田=ホノルルが4便/日で機材はB767-300ERを主に1便のみB787-9を使用している。GW、盆、正月などの混雑期にはファーストクラス付きのB777-300ERを使用している。名古屋=ホノルルが1便/日、関西=ホノルルが1便/日を運行していて、機材はB787-9を使用している。また成田からは成田=コナを1便/日で運行していてオワフ島だけでなくハワイ島への直行便もあることが魅力の一つ。成田からの1日4便運行しているのはもちろん最多の運行数を誇っている。時間帯も成田19:40発から22:00発まであり、またホノルルの方もホノルル発11:10発から15:20発まであり利用者の都合の良い時間を選べるのが利用者から支持を得ているポイント!シェアは33%を誇りまさにJALの牙城となっていてハワイ路線のドンである。しかし、羽田発着の便は持ち合わせておらず、2010年に開設した羽田=ホノルル線は現在、羽田発着枠をニューヨーク線に明け渡したため撤退という状態。だが、今年の羽田発着枠の配分状況によるが復活することが予想される。

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ANA

ANAが運行しているハワイ路線は成田=ホノルル2便/日、羽田=ホノルル1便/日の東京からの3便のみ。機材は最新機材のB787-9。以前は座席数の少ない旧型機材B767-300ERが投入いたが、近年はサービス、機材の面でも以前より、力を入れていることが伺える。2018年まではハワイアン航空とのコードシェアによってホノルルでの乗り継ぎで離島への路線も選択することができていたのだが、現在は提携を解消している。また、新機材超大型機材A380を投入。JALにはない、羽田発着の路線を運行しているのは魅力で羽田22:00発と国内各地からの乗り継ぎにも考慮されていて利便性が高いのは魅力の一つ。

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HAWAIIAN 

ハワイアン航空が運行しているハワイ路線は、成田=ホノルル1便/日、羽田=ホノルル1〜2便/日、羽田=コナ3便/週、関空=ホノルル1便/日、札幌=ホノルル3便/週で、全ての路線をA330-200で運行している。ハワイアン航空の最大の魅力は羽田からの路線が充実している点で出発時刻は羽田発が21:20発と23:55発。特に23:55発は月、火、木、土の4日はホノルル行、水、金、日の3日はコナ行で運行している。また最も東京の出発時刻が遅いのも利点の一つ。JALコードシェアをしておりJAL便との組み合わせ、ハワイアン航空便名での購入でもJALのマイルが貯まることも利点だろう。関空からホノルル便も運行しており、札幌に至ってはハワイアン航空のみである。

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DELTA

デルタ航空のハワイ路線は成田、関空=ホノルルを各1便/日、中部、福岡=ホノルルを5便/週で運行している。機材はB767-300ERを使用。福岡=ホノルル線はゴールデンウィーク明けで運休となる。また、羽田の新規発着枠でホノルル線の仮決定が出たことから成田発のホノルル線がこのまま継続されるのか、運休されるのかは注目である。

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UNITED

ユナイテッド航空は成田=ホノルルを1便/日で運行しており、機材は他社では中型のB787A330を使用しているのに反して大型機B777-200ERを使用。成田発は他社よりも早い18:55発でホノルルにも同日の7:00に到着するダイヤ。朝の7:00に到着するため、朝から時間を有効的に使用できる。ユナイテッドはANAとのコードシェアをしているのでANAのマイルも貯まることができる。

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大韓航空

大韓航空は以遠権フライトとして成田=ホノルルを1便/日で運行。機材はA330-300を使用している。この便はKE001/KE002を付番していることからも大韓航空の主要路線である。機内食はビビンバなどの韓国料理を楽しむことができる。

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AIR ASIA X

関空=ホノルルを1便/日で運行しており機材はA330-300を使用している。4月26日からデイリー運行となった。関空の出発時刻は23:25であり夜遅めの出発だ。しかしLCCであるため、預け荷物や機内食は有料なので注意は必要。機材はA330-300であるものの座席数はC12、Y365と同一機材を使用している大韓航空のF6、C18、Y252よりも圧倒的に座席数の多い仕様。ただ値段は圧倒的に安い。サービスや座席にこだわらなければ利用しやすいでしょう。

Scoot

関空=ホノルルを4便/週で運行。機材はB787-9を使用している。関空から2社目のLCCとして就航したが、ゴールデンウィーク以降は運休となった

Episode.5 鶴亀合戦の始まり

ハワイ路線にはANAA380を5月24日から運行を始めることとなった。この発表は日本とハワイを結ぶ路線の進化、再編など様々な変化をもたらすこととなるでしょう。ここからは各社別に見ていこうとと思う。

ANA FLYING HONU投入!

ANAが投入するA380の総座席数は520席。内訳はファースト8席、ビジネス56席、プレエコ73席、エコノミー383席仕様。ファーストは通年設置されることになるが席が埋まるのかはちょっと心配ではあるもののドア付きの個室タイプアメニティもこれを機にリニューアル。グローブ・トロッターのポーチを使用している。ビジネスクラスのアメニティもハワイ座席配列は1列ごとに1-2-1、1-1-1-1の交互の配列。ペアシートが配列されるビジネスクラスはハワイならではのこだわり。アメニティもハワイ線オリジナルを導入するなど抜かりはない。プレミアムエコノミーは2-3-2の配列窓側は全てペアシートとなっているファーストやビジネスよりも安価な値段なので利用はしやすいだろう。上級クラスだけではエコノミークラスにも力を入れている。メインデッキの1階は全てエコノミークラスであるが、後部にはANA COUCHiiを60席配置。窓側3列、中央4列が一つのセットで座席のレッグレストを上げることでフルフラットベットに変貌するのはとても魅力的だ。A380を投入するタイミングでホノルル ダニエル・K・イノウエ空港に自社ラウンジを新設。アッパーデッキに直接アクセスできる作りとなっているのは驚き!

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ANAホームページより引用 ANA LOUNGE木と白を多用した明るいイメージのラウンジ!

ここからは少し心配ごとを述べていきたいと思う。今回のA380も投入で予約数が1.5倍となったと発表されていますが、それは当然だと思います。ANAのマイルは以前から特典航空券への交換がしにくく、今回のA380の投入で特典航空券を物凄い勢いでばら撒いているわけですから、予約数は増えることでしょう。また、A380就航のコマーシャルを積極的に流したりして宣伝は十分であった。あくまでもスタートダッシュに成功したに過ぎなく、今後過度な安売りに転じる可能性もまだあり得るのでリピート客を得ていくサービスが期待される。あとは閑散期に520席が埋まるのかという問題もある。毎年6月、11月、正月明け、新学期の始めは社会人、学生ともになかなか休みが取れない時期である。ホノルル路線はビジネス路線ではない為、このような閑散期に座席を埋めることは至難の業であると考える。もちろん他の航空会社からお客さんを奪えれば良いのだが、なかなか難しいと思う。もちろん競合各社もサービス向上を挙げているので厳しそうだと思う。カウチシートの他のエコノミーもカウチシート状態にならないことを祈る。景気が悪化することとなれば旅行というのは真っ先に削減されるものの一つであるということを忘れてはいけない。問題点はまだある。A380自体だ。まずは先日発表されたA380の生産中止である。生産が中止になるということは部品の調達コストの上昇することは容易に予想できる。エアバスサポート契約を結んでいるのでその点は安心できる。日本の航空会社による4発機の復活ということだが、4発機の燃費の悪さは相変わらずである。最大のA380オペレーターのエミレーツ航空は石油が豊富に取れるアラブ首長国連邦(UAE)が本拠地で燃油代にはあまり左右されることはないだろうが、ANAは日本企業。もちろん日本では石油は取れないので燃油価格が上昇すれば苦しくなっていくのだ。それを乗り越えることができるのか今後のANAの戦略に期待したい。最後に成田発着という問題点がある。日本人からは不人気な成田。遠いというレッテルが貼られてしまっているのでなかなか厳しく国内線も貧弱な点も問題だ。もちろん羽田発着の方が収益性は高い。成田ではもちろんアジア各国からの乗り継ぎ客を取り込む必要が高い、海外でも宣伝をしていく必要が高いと思う。羽田のA380就航だが少しではあるものの進展が見られた。オーストラリアのカンタス航空が羽田=シドニーで運行しているB747-400の2020年の引退に伴い後継機であるB787-9では座席数が減少する為、A380の就航を各所に要請していることが明らかになった。A380が認められることとなればANAのホノルル線も羽田発着に変更する可能性が高くなる。羽田発着へ変更となればもちろん利便性は大きく向上するのではないだろうか?

JAL HAWAIIさらに新たなステージへ!

世間ではANAA380が注目を集めているがJALもさらなるサービスの向上で迎え撃つ。長年ハワイへ力を入れてきたJALはここでシェアを奪われまいとさらなるサービス向上に打って出た。2019年JALのハワイ線は65周年を迎え、新サービスと新ラウンジを展開して、Style Yourself ~JAL HAWAII~を展開して、リピーターの確保を狙っている。ANAを迎え撃つ。まずは機内食のリニューアルだ。エコノミークラスとプレミアムエコノミークラスでは東京、西麻布にあるレストランL’Effervescenceの生江史伸シェフが監修したメニューが、ビジネスクラスは空の上のレストランBEDDのスターシェフ狐野扶実子さんとエコノミークラスでもメニューを手がけた生江史伸シェフのメニューが提供される。機内でコナビールを提供するなどハワイだけの特別な機内食を提供した。新ラウンジ「サクララウンジ・ハレ」をこの度ホノルルダニエル・K・イノウエ国際空港にオープンさせ、ハワイは本館合わせラウンジ2つ体制に増強。ハレの方は66席と本館の200席よりも少なくこじんまりととしているものの、ガラス張りの入り口、ハワイをイメージしたインテリアを多く配置するとともにJALのコーポレートカラーの赤を織り交ぜたとても美しいデザインです。

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JALホームページより引用 ハワイの島々をJALレッドを用いたとても美しいデザインです!

提供する軽食は本館と同じもののKula&Koのパイナップルケーキが終日にわたって提供される。

ハワイ線65周年を記念して5月22日に”ARASHI HAWAII JET”(JA873J)を就航させた。機材はB787-9で初便は成田22時発ホノルル行JL782便で運行開始JALが嵐の特別塗装機を施すのは今回で5回目となる。ただし、今までの4回は国内線機材であり、国際線の機材に塗装を施すのは今回が初めて。成田、中部、関西発のホノルル線には成田は一部ではあるもののB787-9を投入しているため、運が良ければこの嵐JETに搭乗することができるかも…。ホノルル線を中心に運用されていくものの、そのほかのB787-9投入路線にも一部就航するという。2020年の12月末まで運行される。

ハワイアン航空とのコードシェアも1年を迎え、羽田の発着枠の配分によっては羽田発の便も開設する可能性も大いにあり得るJAL。ハワイといえばJALのイメージは日本人に根付いているといっても過言ではないがANAに負けじとどんどん新サービスを展開していく姿勢は利用者にとっても大きな利点となることであろう。JALは今後もハワイアン航空とのコードシェアを生かしてハワイの離島までをカバーするJAL今後はどのような展開をしていくのか楽しみです。

 

今回のANAのハワイ線へのA380の投入によって大きな転換期を迎えた日本とハワイを結ぶ路線。A380がフル稼働となるのは来年春で1日2便体制となる見通し。6月中旬からは2便が火曜、金曜、日曜になります。7月に投入予定であったものを前倒し。座席数が供給過多になる可能性もあるため今のところは大きな値下がりは各社ともないものの今後影響が出ることは必至である。ハワイアン航空も羽田の発着枠配分でホノルル線を増発することとなり、成田の路線も維持となる。来年以降路線の再編が進むこととなりそうだ。これ以上の増発で利用者を取り込むことができるのか心配なハワイアン航空ANAと同じスターアライアンスメンバーに所属するユナイテッド航空は特に心配です。またANAも油断は禁物。閑散期にあの超大型機で採算が本当に取れるのかはとても心配。選択の幅が広がるハワイ路線日本航空ANAの鶴亀戦争は幕を開けたのだ!このブログでは今後もこの鶴亀戦争の続きを追いかけていきます。

 

参考文献

JALホームページ

ANAホームページ

月間エアライン 2019.06号

月間エアライン 2019.07号