各社運行計画2019 〜JAL編〜
JALグループ 2019年度運行計画
⑴国際線
①新規就航
新規就航は3月31日から成田-シアトル 7便/週
東京-シアトルには既にANAとDELTAが毎日運行しているところにJALが参戦という形に3アライアンスでそれぞれデイリー運行!シアトルはボーイングの工場もあるので是非行ってみたいところ。また、シアトルはコーヒーショップのスターバックスやタリーズ、みんな大好き(私もよく利用してます)総合通販のアマゾン、コストコ、マイクロソフトなどの創業地でもあるんです!1月のSKYWARDにもシアトル特集が組まれていました。B787-8(SS8)での運行です。2019.03.31から2019.05.31までダブルマイルキャンペーンが実施されるようなので利用する人は参加登録忘れずに!
ダイヤ
JL068 成田発 18:00 シアトル着 11:00
JL067 シアトル発 14:20 成田着 16:30(+1)
参考
NH178 成田発 18:15 シアトル着 10:20
NH177 シアトル発 12:20 成田着 15:40(+1)
機材 B787-8
DL166 成田発 17:20 シアトル着 9:40
DL167 シアトル発 12:02 成田着 15:40(+1)
機材 B767-300
JALダブルマイルキャンペーン詳細は以下で↓
https://www.jal.co.jp/121campaign/sea_wmile18/
②増便
3月31日から成田-モスクワでデイリー化
ANAが就航を検討している東京-モスクワをJALはデイリー化で対抗。デイリー化はビジネス利用者の利用向上につながることが期待されますね。
ダイヤ
JL421 成田発 10:50 モスクワ着 15:05
JL422 モスクワ発 17:00 成田着 8:35(+1)
※現行ダイヤです。
期間限定でGW期間中に成田-グアムに1往復増便。また、成田-シカゴを夏ダイヤで1往復増便とのこと。
③機材変更
成田-ホノルル(JL780/781)ではB777-200ER→B767-300ERに4月9日から変更し、さらに9月5日からはB767-300ER→B787-8に変更予定。ゴールデンウィークや盆休みではB777-300ER(ファースト付き)に変更。繁忙期のみにファーストを設けるJALはいつものことですね。 ANAとの本格的なバトルとなる夏どうなっていくのか?これからが楽しみです。
成田-グアム(JL941/942)で9月1日からB767-300ER→B777-200ERに変更。
JALの国際線戦略はアライアンス内外とのコードシェアによってネットワークを広げていく戦略をとっています。昨年はガルーダインドネシア航空、ハワイアン航空、ベトジェットエアとコードシェアを開始したりと地盤固めをしていたが、今年は2020年に向け更なる飛躍をしていって欲しいです!
また、2020年度には成田-バンガロール線に就航するとのことで、バンガロールはインド第3の都市で「インドのシリコンバレー」とも呼ばれる都市です。今後のインドの成長を見据えてということで、アメリカからの乗り継ぎ需要も見込めることからこの就航は確実にプラスとなることでしょう。このブログの ANA編で詳しく触れていますがANAもインドに目をつけており、今後の展開が楽しみです!
ダイヤ(予定)
成田発 18:25 バンガロール着 0:05(+1)
バンガロール発 2:45 成田着 14:55
機材 B787-8
⑵国内線
①増便
羽田-新千歳、羽田-那覇、伊丹-新千歳、岡山-那覇、鹿児島-屋久島の路線で季節に応じて増便。羽田-新千歳線では夏季期間中の週末や連休期間中、深夜便を増便。
②機材
新機材A350-900を9月から羽田-福岡線に導入予定!JAL初のAIRBUS社製旅客機の導入となります!JALはB777の後継機としてA350を選定し標準型の-900は幹線国内線から導入し、B777-200を置き換える。長胴型の-1000はB777-300ERを置き換える。これによってJASによって導入されたトリプルセブンのD番号は消えることになりそうです。また、8000番台のトリプルセブンもどんどんと姿を消していくことでしょう。
↑JAS時代に導入されたD番777
また、国内線用B787-8を今秋から導入!ついに国内線に787が導入されるとのことで!羽田だとなかなかJALの787が撮影できなくて…。朝早くの中国線と767と787で運行している台北線、あとはソウル線ぐらいで後は深夜の東南アジアや欧州路線程度。これで撮影しやすくなりますね!また、伊丹に787で、福岡に350、これはたぶん伊丹の騒音制限に配慮しているものと思います。787は低騒音枠を用いているのでしょうね。350も相当騒音は抑えていますが、国内では初導入ということで、伊丹側に配慮したものと思います。置き換えはB767-300でこれもまた、8000番台の767が消えていくことになるでしょう。
↑B767-300の8000番台
出雲-隠岐、福岡-出雲、福岡-鹿児島で、7月1日からSAAB340BからATR42-600型に大型化されます。ついに今年度JACのSAABが退役してしまいますね。これによって、JACは全てATR機に統一。
JALは今年度は国際線ではシアトル就航とホノルルではJAL優位が守れるのか?ハワイアンとの提携で優位体制を守ろうとしているJALの本格的な勝負が ANAとの間で始まります。どちらもサービスが向上しており、ますますハワイの旅が楽しくなっていきそうです。また、国内線では2種の新機材導入、短距離路線では世界初運用となるA350、こちらは離発着の多い運用に向いているのかどうか?また、初の国内線となるB787-8。どちらも国内線用に個人用モニターが設定されるとのことで実際に「乗ってみたいなぁ」と世界的にはモニターいるのという流れになっているようですが、僕は機内での楽しみ方は人それぞれだと思うのでサービス向上に役に立っていくのではないでしょうか。
参考文献
JALホームページより
JALグループ2019年度路線便数計画を決定
http://press.jal.co.jp/ja/release/201901/005021.html
JAL、成田=ベンガルール(バンガロール)線の新規開設を決定
http://press.jal.co.jp/ja/release/201901/005022.html
国内線仕様のボーイング787-8型機を導入します
http://press.jal.co.jp/ja/release/201709/004425.html
http://press.jal.co.jp/ja/release/201310/001842.html
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